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No-33 古いサバニ 2009/11/22
久しぶりに久松の古い漁港へ行って見ました。
船着場の舟のかげでは地面に座り込んだ4,5人のおじぃたちがまるで外国語のようなみゃーくふつ(宮古方言)でおしゃべりをしていています。
その中に古いサバニの持ち主がいました。もう50年以上この昔ながらのサバニで漁をしているそうです。
「昔はフカ(サメ)の油を塗って黒々としていたんだけど、今はフカもとれなくてこんなに色があせてしまったさぁ」。
愛おしそうにサバニを撫でるおじぃはサバニと同じように歳月を刻んだ顔をしています。
昔はこの船着場いっぱいにサバニが並んでいたそうです。
後継者がいなくなって昔ながらのサバニの数はしだいに減り、昨年見たときははまだ2,3隻残っていたのですが、今はこのおじぃの1隻しか残っていません。
漕ぎ手が高齢になったりして漁に出られなくなったサバニは、船着場の上の空き地にあげられていました。
さっそうと青い波をかき分けていた舳先が、今は地上の舟台の上から静かに海を見つめています。
船着場の舟のかげでは地面に座り込んだ4,5人のおじぃたちがまるで外国語のようなみゃーくふつ(宮古方言)でおしゃべりをしていています。
その中に古いサバニの持ち主がいました。もう50年以上この昔ながらのサバニで漁をしているそうです。
「昔はフカ(サメ)の油を塗って黒々としていたんだけど、今はフカもとれなくてこんなに色があせてしまったさぁ」。
愛おしそうにサバニを撫でるおじぃはサバニと同じように歳月を刻んだ顔をしています。
昔はこの船着場いっぱいにサバニが並んでいたそうです。
後継者がいなくなって昔ながらのサバニの数はしだいに減り、昨年見たときははまだ2,3隻残っていたのですが、今はこのおじぃの1隻しか残っていません。
漕ぎ手が高齢になったりして漁に出られなくなったサバニは、船着場の上の空き地にあげられていました。
さっそうと青い波をかき分けていた舳先が、今は地上の舟台の上から静かに海を見つめています。
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