てぃだぬすま宮古島-宮古島写真集-

今年の11月は25℃前後の暑い日が続き、まるで夏に逆戻りしたようなような天気だった宮古島。
島猫たちも真夏並みの日射しを逃れるように日陰でぐだぐだしています。
照りつける日射しの中、集落の中を歩いていると、風通しのいい道路のブロック塀の影や排水溝の上、民家の庭の木陰などでくつろいでいる姿を良く見かけました。

集落で暮らしている島猫たちは「飼いネコ」でも「野良ネコ」でもない「地域ネコ」みたいな猫が多いようです。
エサをもらったりするベースキャンプ的な家は一応あるけれど、出入りは自由で、集落内のお気に入りの場所を転々としながらごろごろ…といった感じ。

きれいなブーゲンビレアの咲いている民家に慣れた様子で入って行った島猫。庭先から部屋に向かって「みゃぁ」と鳴くと中からおばぁが出てきてエサを置いてくれました。気がつくといつのまにか別の島猫もやってきて一緒に庭先でゴロゴロしています。

ひんやりとしたアスファルトがお気に召したのか道路を占拠して好き放題やっていた島猫たちのグループ。
寝っころがったり念入りにグルーミングしたり、カメラを向けているのにいっこうにお構いなしです。

道路脇のブロック塀の影でお昼寝中の島猫。よく見ると何とも原始的（？）で年期の入った荒縄の首輪が結んでありました。なので、一応「飼い猫」のようです。気づいても逃げないので写真を撮っていたら、いつのまにか他にも2匹わいてきて、仲間に加わってきました。

同じように道ばたの排水溝の上でお昼寝をしている島猫。
そっと近づいてカメラを向けていると、一応目を開けては見るもののまたうつらうつら…。しつこく撮っていたら、そのうちめんどくさそうに腰をあげて、のそのそと歩き出して数軒先の家の中へ消えて行きました。

お昼寝の邪魔をしてごめんなさいネ。