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No-2 狩俣大綱引き 2006/10/6

  • 大綱の登場

    大綱の登場

  • 大綱引きスタート

    大綱引きスタート

  • 綱を引く子供たち

    綱を引く子供たち

  • 熱戦

    熱戦

  • 勝者のみこし

    勝者のみこし

  • 宙に舞うみこし

    宙に舞うみこし

  • 勝者のおたけび

    勝者のおたけび

  • 満月に向かって

    満月に向かって

  • 熱戦

    熱戦

  • 綱に群がる人々

    綱に群がる人々

  • 狩俣大綱引きの熱戦

    狩俣大綱引きの熱戦

  • 散らばるゾウリ

    散らばるゾウリ

  • 満月と勝者のみこし

    満月と勝者のみこし

  • 満月に向かって

    満月に向かって

  • 空に舞うみこし

    空に舞うみこし

  • 激しく揺れるみこし

    激しく揺れるみこし

  • 祭りの旗

    祭りの旗

  • 戦い終わって

    戦い終わって

  • クイチャー踊り

    クイチャー踊り

  • 全員で踊るクイチャー

    全員で踊るクイチャー

今日は中秋の名月。
宮古島では各地で十五夜豊年祭が行われます。

狩俣では県道を通行止めにして大綱引きが行われました。狩俣購買店のあたりを境に、西は「豊漁」、東は「豊穣」をかけて綱を引きます。
綱には雄綱と雌綱があり、まずはこの二つの綱を結び合わせることから伝統の大綱引きが始まります。大綱引きは地域の住民達が総出で綱を引き合います。子供たちも裸足でがんばります。

大綱は5回引かれます。一回の勝負が終わる毎に、勝った方がみこしに乗って登場します。
みこしの上には綱がついていて、乗る人はこれをしっかり持っています。足も綱で固定していて、みこしの動きがいかに激しいかを物語っています。
みこしは十五夜の唄にあわせて、満月に届けとばかりに天高く放りあげられます。

綱を引く人々の列は集落のはずれあたりまで続きます。裸足でふんばったり、知らぬ間に脱げてしまったり、道路にはいたるところにサバ(島ぞうり)が転がっています。

満月のもと、唄にあわせて勝者の御輿が空に舞い上がります。
最初の二人に比べると体重がだいぶ軽いので担ぎ手にも勢いがつき、みこしは以前にも増して激しく上下左右に跳ね回ります。勝負も終盤に近づくとみこしの担ぎ手も疲れがでてきたのか、体重の軽い女性を乗せることにしたようです。

勝負は3勝2敗で西が勝ち、「豊漁」が約束されました。
祭りの締めくくりは全員で踊る「クイチャー」です。唄が始まると、見物人も子供もお年寄りもみんながぞくぞくと踊りの輪に加わります。
上空に高く昇ってきた満月の下、あたりには「ヒヤサッサ」の掛け声や指笛が響きわたります。
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