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No-56 サガリバナ/闇に浮かぶシャンデリア 2012/6/23
夏の夜に芳香を放ちながら美しい花を咲かせ、翌朝には散ってしまう神秘的な花「サガリバナ」。
国内では奄美以南の湿地帯や川沿いなどの水辺に自生することから「サワフジ」とも呼ばれています。
宮古島にも自生地があって毎年咲いているのは知っていたのですが、場所がわからず今まで目にすることができませんでした。ふとしたきっかけで初めてその姿を見ることができ、その美しさにすっかり虜になってしまいました。
きっかけはいつものように農道を車でうろうろしていて見慣れない「サガリ花→」の小さな看板を発見したこと。
そのまま小さな脇道に入ってしばらく行くと入口がありました。
場所がわかったので夜にも行って見ると、ちょうどタイミングよくライトアップをして観察会をやっていました。昼間に見たときはつぼみだけだった木にたくさんの花が咲いて、同じ日なのにまるで別の場所に来たみたいです。
暗闇の中に浮かび上がる花は、まるで夜空に輝く花火のよう。
何より昼間と違ったのは周辺に漂う香り。むせるような濃厚な甘い芳香があたり一面をすっぽりと包み込んでいます。
夜の闇の中、ねっとりと絡みつくような妖しい香りに包まれながらライトに照らされた花々を眺めていると、だんだんと現実感が薄れて行くような気分になりました。
国内では奄美以南の湿地帯や川沿いなどの水辺に自生することから「サワフジ」とも呼ばれています。
宮古島にも自生地があって毎年咲いているのは知っていたのですが、場所がわからず今まで目にすることができませんでした。ふとしたきっかけで初めてその姿を見ることができ、その美しさにすっかり虜になってしまいました。
きっかけはいつものように農道を車でうろうろしていて見慣れない「サガリ花→」の小さな看板を発見したこと。
そのまま小さな脇道に入ってしばらく行くと入口がありました。
場所がわかったので夜にも行って見ると、ちょうどタイミングよくライトアップをして観察会をやっていました。昼間に見たときはつぼみだけだった木にたくさんの花が咲いて、同じ日なのにまるで別の場所に来たみたいです。
暗闇の中に浮かび上がる花は、まるで夜空に輝く花火のよう。
何より昼間と違ったのは周辺に漂う香り。むせるような濃厚な甘い芳香があたり一面をすっぽりと包み込んでいます。
夜の闇の中、ねっとりと絡みつくような妖しい香りに包まれながらライトに照らされた花々を眺めていると、だんだんと現実感が薄れて行くような気分になりました。
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