てぃだぬすま宮古島-宮古島写真集-

今年もあっという間にでいごの季節が過ぎてしまいました。
全体的には不完全燃焼な感じで、花が少なくて、満開とまでいかなかった木が多かったように思います。それでも、それぞれに精一杯きれいな花を見せてくれました。

宮古島ではまだ花が咲いていなかった３月中旬、いつも真っ先に花が咲く来間島の様子を見に行くと…「雨乞座のデイゴ」が早くも満開になっていました。
きれいな花が折り重なるように枝いっぱいに咲いています。
この木の樹齢は推定で100年以上ということだそうです。大空に向かって複雑に枝をはりめぐらせ、たくさんの赤い花々をまとった姿には風格が感じられます。

毎年きれいな花を咲かせる宮古保険所のデイゴ。
今年も花がつき始めた頃から満開になるのを楽しみにしていたのですが、道路に面した南側だけ花が咲かず、とうとう昨年のような見事な満開を見ることができませんでした。
ただ、沖縄ではデイゴの花がたくさん咲くと嵐がやってくるという言い伝えがあります。昨年は５月から台風に直撃されたので、今年くらいの咲き方のほうが生活の面ではいいのかなと思ったりもします。