2010年12月26日
昔の自転車屋さんです。
道端にぽつんと建っている小さな小屋が気になってよく見たら、なにやら手書きで文字が書いてあります。ほとんど判別できないくらい文字が色褪せているのですが、なんとか「キャキ(?)自転車店」と読めます。
いったいどれくらいの年月がたっているのかわかりませんが、かつてはこの小さな建物の軒先に真新しい自転車が並べられ、賑やかに人々が出入りしていたのでしょう。
一瞬、新しい自転車にまたがってうれしそうに通り過ぎる子供たちの姿が見えたような気がしました。
2010年12月5日
可愛らしいポーズの子犬です。
郊外の集落を歩いていたら、突然民家の庭から子犬が飛び出して来てじゃれついてきました。
お母さん犬もあわてて後を付いて出て来ます。
宮古島ではけっこう自由気ままに出歩いている飼い犬が多くて、自分の決まったコースを勝手にお散歩している姿をよく見かけますが、この親子はとても人なつっこくて、まとわりついてきて離れません。カメラを向けると好奇心いっぱいに親子でレンズに顔を突っ込んでくるので、なかなかシャッターもきれません。
しばらく遊んでいるとやっと落ち着いたのかお母さんが道に寝そべり、その横で子犬が可愛らしいポーズをとってくれました。(見ようによってはなんだか悩ましい…かな??お母さん犬も結構きわどいショットですが…)
2010年11月13日
廃墟になった民家です。
宮古島には、子供たちが内地や那覇に出てしまい、親が亡くなった後、住む人のいなくなった民家をあちこちで見かけます。代々の仏壇や位牌だけが残っていて、年に何度かある祖先を祀る行事のときだけ子供たちや親戚が集まる家も結構たくさんあるようです。
古民家にあこがれて借りた人が、仏壇があるうえ時々知らないおじぃやおばぁが来て拝んでいくのでびっくりしたという話もあります。
2010年10月28日
台風14号です。
宮古島は昨夜から台風の周辺部に入り、暴風が吹き荒れていました。直撃ではないのでそんなに大変ではないのですが、暴風・波浪警報が出て学校、会社はお休み。お昼頃にはだいぶ風雨がおさまって来たので会社に行ってみると、横の畑のバナナが無惨に倒れていました。もうじき食べ頃のたわわに実ったバナナ…つっかい棒でなんとか持ち上げている状態です。沖縄本島や奄美のほうはこれから大変みたいですが、被害が大きくならないことを願っています。
2010年9月12日
セイタカシギです。
かたぶり(夕立のようなスコール)が通り過ぎた後、水の貯まった畑に見慣れない鳥が5、6羽いるのを見つけました。
最初は脚が水中にあって普通の鳥のバランスだったのですが、歩いているうちに「まだ出るか〜!」と言う感じにどんどん脚がでてきます。
小振りな本体からは想像できない異常に長い脚…。後で調べてみたら「水辺のバレリーナ」、「水辺の貴婦人
」などとも呼ばれる渡り鳥の「セイタカシギ」でした。
宮古島には冬鳥として渡ってくる渡り鳥ということで、連日真夏の日射しと入道雲がそびえたつ宮古島にも夏の終わりが近づいて来ているようです。
2010年8月14日
彩雲(さいうん)です。
最初は垂直にのびた二筋の雲が珍しくてカメラを向けたのですが、雲の一部が虹のように色づいていて、「虹とは違うし、不思議な光景だなぁ…」と思っていました。翌日、新聞を見ると一面にこの雲を撮影した記事が。
晴れて薄い雲がかかったとき、雲を構成する氷の粒に太陽光があたり、虹のように色づいて見える気象現象だそうです。7月18日に横浜市などで観測されて話題になったみたいです。
宮古島では同じこの日、日没のときになんと「グリーンフラッシュ」も観測されたようです。
こちらは残念ながら見ることが出来なかったのですが、おめでたくて珍しい自然現象が二つも重なるなんて、ずいぶんと大盤振る舞いな宮古島の空でした。
2010年8月1日
夏空です。
7月中旬からずっとぐずついた変な天気が続いていた宮古島ですが、今日はすっきりと夏空が広がる一日になりました。くっきりと青い空に真っ白な雲がぽっかりと浮いています。
伊良部島沖の海にはダイビングボートの他にもたくさんの小さな漁船が出ています。キビナゴやスカシテンジクダイなどの小魚の群れが例年より遅れてようやく大きくなり、大型の魚たちも集まって来ているようです。
2010年7月16日
前浜港です。
宮古島は梅雨明け以来22日連続の真夏日が続いています。日没は19:30頃で、ぎりぎりまで厳しい太陽の日射しが照りつけています。
日が沈む頃、前浜ビーチの脇にある前浜港に行ってみると、岸壁で中学生のグループが楽しそうにはしゃいでいました。様子をみてみると、10名くらいが岸壁に勢揃いして海に飛び込んで遊んでいるようです。
みんなで肩を組んで揃って飛び込む、ただそれだけのことなのですが、本人達はもちろん、見ている方もなんだかとても楽しくなってきます。太陽はやがて沈んでしまいましたが、まだまだ遊びの時間は続くようです。
2010年6月26日
入道雲です。
宮古島は19日に梅雨明けの発表がありました。早速、毎日のように立派な入道雲が空にそびえたっています。
今はまだ、梅雨明け前後の1週間から10日くらい続く夏至南風(カーチバイ)と呼ばれる強い南風が吹いています。季節の変わり目を告げる風、梅雨前線が沖縄を離れて本土のほうに北上するときに吹く風です。この風がぴたりと止むと、宮古島はいよいよ本格的な夏を迎えます。
2010年6月6日
イソヒヨドリです。
宮古島ではすずめと同じくらいおなじみの鳥です。背中はブルー、おなかは赤ととてもきれいな衣装をまとっていて、毎日ベランダにやってきては軽やかな歌声を聞かせてくれます。
ところが、最近その歌声をかき消すように「カラス」の鳴き声が聞こえるようになりました。
どこにでもあたりまえにいる「カラス」ですが、宮古島にはいません。
というか、こちらに来てから鳴き声を聞くことは全くありませんでした。隣の伊良部島には普通に生息しています。今建設中の伊良部島と宮古島を結ぶ橋がだいぶつながってきたので、そこから渡ってきたのでは‥と危惧しています。
カラスに責任はないのだけれど、今までののどかな鳥たちのさえずりと違ってとても耳障りです。何より宮古島の鳥たちに影響がでないか心配です。
2010年5月15日
平三さん‥ではなくヤギゾーです。
前回、平三さんと思って紹介したのですが実は全く別人(別ヤギ)だったことが判明しました。ちなみに右が平三さん。
こうしてみるとやはりキャラの違いが歴然としているというか‥
そして、平三さんは悲しいことに今年の2月に亡くなっていました。死因は「野犬」。
宮古フリークの知人が教えてくれたのですが、ヤギゾーを飼っている「ダイブ宮古島」のサイトにのっています。→
http://divemiyakojima.com/?p=1731
平三さん、安らかに‥。ヤギゾーも気をつけないとね。
2010年4月26日
ヤギの平三さんです。
このサイトでも紹介したことがある、インギャー近くの道路脇に
一匹だけ放牧されているヤギです。その後飼い主が「本島平三です」という名前を書いた看板をたて、観光客が記念撮影をしたりと何かと有名になっていました。
ここ最近、姿を見ないので心配していたのですが、今日インギャーへ続く裏道を通っていたら道路の真ん中に見覚えのある姿が…。
「あ、平三さん」と思って車を止めると、ずんずん近寄って来ました。以前は孤高のヤギと言う感じでカメラを向けても知らんぷりだったのですが、何だかずいぶん性格がまるくなったみたいで人なつっこく鼻をすりよせてきます。角がのびすぎたのか先っぽには発泡スチロールの浮き玉。これがまた何とも言えずおまぬけな感じでいい味を出しています。ずいぶんイメチェンしたようですがとりあえず元気なようで安心しました。
2010年4月18日
宮古島トライアスロン大会です。
海外をはじめ全国から1500人の参加者が集まり、宮古島は一日中島をあげての応援が続きます。
朝7時に前浜ビーチでスイムがスタート。選手たちが一列に波をかきわけていく様子はまるで延々と続く一筋の波のようです。横で見ていたおじぃはひとこと「いわしの群れみたいさぁ」‥。
今(PM2:56)、花火が上がったのでどうやらトップの選手がゴールしたようです。
完走を目指す人たちの熱い戦いは競技終了の夜8:30まで続き、沿道での島人の応援も続きます。部屋にいても、パーランクの太鼓の音や「ワイドー(がんばれ)」という声援が聞こえてきます。今年はマッチ(近藤真彦)が参加しているらしく、情報によると今バイクを終えてランに入ったようです。
2010年4月10日
島猫のひなたぼっこです。
宮古島は1週間以上曇りや雨のぐずついた天気が続いていましたが、久しぶりに太陽が顔を見せてくれました。島猫たちも思い思いの場所で太陽の光を浴びています。
近所の物置小屋の屋根では二匹の島猫がからだを寄せ合って仲良くひなたぼっこをしていました。
気配に気づいたのか揃ってこちらをうかがっているのですが、ぴったりと身を寄せ合ったままの様子がなんともほほえましい2匹でした。
2010年3月22日
黄砂です。
昨日は全国的にひどかったようです。昨日より少しましにはなりましたが宮古島は今日もかすんでいます。
昨日の夕方にはまぶしい太陽の光が黄砂にかき消され、まん丸な姿がはっきりと見えるほどでした。
いつもは少々の雨でもベランダの軒下ではためいている近所の家々の洗濯物が昨日、今日と全くみあたりません。毎年やってくる黄砂ですが、こんなに激しいのは初めてです。
部屋にこもりながら、いつも何気なく感じている風は、思いもかけないはるか彼方からはるばるやってきているのだなぁ‥などと地球規模な思いにひたっています。
2010年3月14日
島野菜です。
会社の社長が畑もやっていて時折大量の野菜をみんなに分けてくれます。今回は春菊とにんじんと紫やまいも。
野菜中心の食生活なので大助かりなのですが、それにしてもこの量…!「一人暮らしだからこんなにもらっても」と思っても「まぁもっていけ!」と満面の笑みで言われるとつい「ありがとうございます!!」ということになります。幸い葉野菜は茹でると10分の1くらいの量になるので、とりあえず大鍋でひたすらゆがいてあとは1回分の量にわけて冷凍庫で保存しています。
スーパーなどで売っているのと違って土付き、かたつむり付き、雑草付きですが、宮古島の太陽をいっぱいつめこんだ美味しい野菜です。
2010年3月1日
十六日祭です。
旧暦の1月16日に行われる「先祖のお正月」で、宮古島では本来のお正月よりも盛大に行われます。
この日は先祖代々のお墓に家族や親戚が集まってごちそうを並べ、先祖を囲んで飲み食いをします。農作業用のビーチパラソルやブルーシートを持ち出して来て、さながらお墓でのピクニックのようです。最初にこの光景を見た時は軽いカルチャーショックを受けたものです。
宮古島にはお寺の墓地や霊園といったものがないので、島のいたるところ、集落のはずれや畑の中にもごく当たり前のようにお墓が点在しています。十六日祭のときは、「お墓のはしご」も当たり前で、島中のお墓が大勢の人々で賑わいます。
2010年2月4日
@マークつきの島猫です。
ここのところ、20度を超える暖かい日が続いている宮古島では、島猫たちの動きも活発になっています。
通勤途中にみかけた島猫が屋根のてっぺんを器用に歩いていました。よく見ると…模様の一カ所が@マーク…
ふだん良く見かけるのはグレーの虎柄や黒白柄で、こんな可愛いワンポイント柄のついた島猫は初めてです。思わずクリックしたくなる島猫でした。
2010年1月24日
夏日の青空です。
先日、寒さで魚も気絶した宮古島ですが、20日には最高気温が25度を超える真夏日になり、セミの初鳴きまで確認されました。
久しぶりの太陽と雲ひとつない抜けるような濃い青空。 北よりの風が吹く冬場は曇りがちの日が多く、晴れてもうすい青空なのですが、たまに南よりの風に変わると夏のような太陽が照りつけ、濃い美しい青空を見る事ができます。
やっぱり宮古島の空はこうでなくっちゃ…と久々の快晴に気分まで明るくなります。
2010年1月14日
寒さで気絶した魚です。
昨日は宮古島でもこの冬一番の冷え込みになりました。
昨晩のNHK全国ニュースでもちらっと映像が流れたので、目にした人もいると思いますが、宮古島の魚は寒さに対応できず、仮死状態になって岸辺に打ち上げられます。海岸沿いには、寒さの贈り物をGETしようとする島人の姿が見られます。今や真冬の風物詩ともいえる光景です。
とはいっても最低気温は11.0度、東京の10月の最低気温とほぼ同じです。宮古島に住み始めた当初は冬でも薄着で平気だったのですが、だんだんこちらの気候に身体が慣れて南国仕様になってしまい、冬場はセーターとジャケットが欠かせません。
2010年1月1日
初日の出ならぬ初日の入です。
2010年の元旦、宮古島は一日中青空の広がる穏やかな天気でした。日没の頃になると、太陽は穏やかな水面に輝く光の帯をのばしながら、見事なオレンジ色の球体になって、静かに水平線へと落ちていきました。
宮古島の豊かな自然は今年も私に新たな感動を与えてくれそうです。
2010年がよい年でありますように。
2009年11月29日
三線(サンシン)です。
心に染み入る音色が宮古島の風景にぴったり合って、何ともいえずいい雰囲気をかもし出します。
工工四(クンクンシー)という漢字ばかりが並んだレトロな楽譜があるのですが、めんどくさいので自分の好きな島唄を適当に音階をたどって練習していたら、何曲か弾けるようになりました。
アパート住まいなので近所迷惑になってはと、部屋で練習するときは爪は使わず小さな音でがまんしていますが、思いっきり三線の音色を楽しみたいときは、人があまりこない海岸に行きます。
今日もいつもの場所へ行ったのですが、珍しくトランペットの練習をしている先客がいたので、写真だけとって帰ってきました。
2009年11月15日
トックリキワタの花です。
11月のニンニクカズラからトックリキワタ、1月の寒緋桜と冬にかけて宮古島はピンクの花々で彩られます。
ひとつ心配なのは、毎年見事な咲きっぷりを見せてくれる西里商店街・のむら駐車場のトックリキワタの大木です。駐車場の敷地にホテルの建設が始まってしまいました。
囲いでかこまれていてはっきりとは確認できないのですが、すきまからのぞいた限りでは、切り倒されてはいないようです。ただ、昨年は今頃がちょうど満開で、木全体がピンク色の花に覆われていたのに、今年はまだ全く咲いていないようです。
何とかがんばって花をつけてほしいと願っています。
2009年11月3日
宮古島市議会選挙です。
26の議席をめぐって38人の立候補者が島の有権者約4万3000人の票を奪い合っています。
島の選挙戦、特に市議選は政策は関係なく、本人の交友関係、親戚・知人を通してどれだけ票を集められるかにかかっています。
今年は私の勤める会社の関係者が立候補したため、嵐の真っ只中に巻き込まれてしまいました。関係会社の従業員=支持者=選挙活動および様々な雑事のお手伝いという図式が当たり前のように示されて、ここ2ヶ月ほど慌しい日々です。
いい意味では宮古島というか沖縄独特の仲間意識、助け合いみたいなものです。そういったつながりを求めて積極的に輪の中に飛び込んでいくナイチャーもいますが、できれば輪の端っこのほうにひっかかる程度でいたい私にとって、本人の意思など関係なく巻き込んでいく今回の嵐は正直、苦痛です。ただ、ナイチャーの私とは比べ物にならないほど多くを求められている宮古島人の同僚たちを見ていると、何もしないわけにはいきません。とはいえ、休日昼夜問わずの召集、集票のプレッシャー、炊き出しなどなど‥
何も考えないように、いい面だけを見るようにしてなんとか投票日まで乗り切ろうとしている毎日です。
2009年10月18日
池間島のミャークヅツ(宮古節)です。
「節」とは節目のことで、収穫が無事に終わった感謝と来年の豊作を願う一年の節目を意味します。
宮古島の中でも池間、西原、佐良浜(伊良部島)だけで行われる祭祀です。
池間島には元(ムトゥ)と呼ばれる氏神をまつる場所が四箇所あり、55才以上の男性によって祭祀集団が形成されています。ミャークヅツではこの集団が主役です。3日間の祭りの間中、各ムトゥヤーではミルク酒を飲みながらの宴会が続きます。ただ、この集まりには徹底した年功序列、服装は黒の正装、靴を履く事(?)など厳格な規律があるそうです。夕方には背広をはっぴに変えた男性達が各ムトゥヤーから水浜広場に集まってきて盛大にクイチャーを踊ります。まだ夏の名残が残る宮古島。のどかな集落の中を、黒の背広姿のおじさん達が行き来する姿は何だかただならぬものを感じさせます。
2009年10月11日
ひなたぼっこ中の島猫です。
宮古島の長い夏も終わりを告げようとしています。
6月中旬の梅雨明け以来、連日昼間は30度越え、夜も25度以上の熱帯夜が続いてきた宮古島ですが、ここ3日ほど30度を下回り、夜は窓を開けていると寒く感じられるようになってきました。
暑い盛りは日陰に隠れていた近所の島猫たちも姿を見せるようになり、今日は朝一番のお日様があたる場所で、ひなたぼっこをしています。
2009年9月28日
ドラゴンフルーツです。
ドラゴンフルーツは満月の夜に美しい白い大きな花を咲かせます。
先ごろの満月の夜に咲いた花が受粉して 、宮古島では今、民家の庭など色々なところで独特のかたちをした赤い果実がたくさん実っています。みかけの派手さとは違って、あっさりとした甘さが癖になるフルーツです。
石の塀に這わせるように植えられていることが多く、なかには道路にはみだして実をつけているのもよく目にします。都会だったら、すぐに盗られてしまうな‥などとと思いつつ、目の前にあるとつい手をのばしたくなります。幸いこの時期は採れすぎたドラゴンをいただくことが多くて、犯罪(?)に手を染めずにすんでいます。
2009年9月4日
ウークイの御供えです。
宮古島など沖縄の島々では旧暦の7月13日から15日に祖先の霊を招くお盆の行事が行われます。
祖先や親戚などとのつながりを大事にする宮古島では、先祖の霊が島を訪れる夏の旧盆と冬の十六日祭を島をあげて盛大に祝います。親族一同が先祖を交えてひたすら飲み食い談笑する3日間です。
なかでもウークイ(送り日)はあの世に先祖を送り出す一番重要な日で、学校や公共機関もお休みになります。
日付が変わる頃になると、玄関先に食べ物とさとうきび(帰りの杖)を御供えし、ウチカビ(あの世で使う紙のお金)を燃やして皆で送り出します。
翌朝、家々の前には御供えの名残が残り、大勢の霊を無事送り出した島はいつもの静けさを取り戻しています。
2009年7月12日
マンゴーです。
宮古島産のマンゴーは最近人気急上昇です。
高級フルーツなのでそうそう手が出ないのですが、知り合いがマンゴー農園をやっているので、年に一度この時期だけは贅沢をさせてもらってます。
最初は、くせものの大きな平べったい種に邪魔されて、せっかくのマンゴーをぐちゃぐちゃにしてしまっていたのですが、だいぶ上手に切れるようになってきました。
ただ一人で食べるときは、果汁がたれてもいいように流し台にへばりついて、バナナのように皮をむいて豪快にかぶりついています。
2009年6月21日
夏至の夕暮れです。
一年で最も太陽が遅く沈むこの日、宮古島の日没は午後7時30頃。日没後も8時近くまで西の空は明るさを保っています。
宮古島ではここ数日、「夏至南風(カーチバイ)」と呼ばれる南よりの強い風が続いています。夏至の頃に吹くこの南風は昔から梅雨明けを告げる風でもありました。風が収まる頃、島は本格的な夏の到来を迎えます。
2009年5月30日
ハーリー(海神祭)です。
毎年旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)に行われます。今年は5月27日に各地域の漁港やビーチで
賑やかに開催されました。あいにく平日だったのですが、お昼休みにパイナガマビーチへ行ってみるとぎりぎり決勝戦に間に合いました。ここは市街地に近く、ショップやマリンレジャー業者などがたくさん参加しているので、他の地区より若い人たちが目立ちます。
この日はあいにく風が強くて波も荒かったのですが、みんな素晴らしい漕ぎっぷりをみせてくれました。
2009年5月9日
大潮です。
約2週間で巡ってくる満月と新月の日、海はもっとも潮の干満の差が大きくなります。
大浦の海岸もはるかな沖合いまで潮が引いて、伊良部島まで渡れるのではないかと思うほどです。この大潮の日には、潮が最も引いた干潮の時間をねらって島の人々が貝を採りに海岸に集まってきます。海からあがってきた人の袋は豊かな海の幸でいっぱいです。
2009年4月13日
アマリリスです。
民家の石垣沿いにずらっと並んで咲いていました。テッポウユリの花も見頃を迎えヒマワリも咲きはじめています。
一年中花が絶える事がない宮古島ですが、特に2月から4月にかけて、火焔葛、寒緋桜、イッペー、火焔木、デイゴ、月桃など、たてつづけに季節の花々が咲き、島は花々で彩られています。
2009年3月28日
ガジュマルの老木です。
おととしの夏に切り倒されてしまって、今はもう見る事ができません。
以前の写真を整理していたら出てきて、なつかしくなりました。この老木は見晴らしの良い広場にぽつんと1本だけ立っていました。大空にむけて緑豊かな枝をひろげ、鳥達が巣をつくり、木陰ではゲートボールをする近所のおばぁたちがおしゃべりを楽しんでいたものです。現在は畑になっていて、鳥やおばぁたちの姿も消えてしまいました。
2009年2月27日
入道雲です。
今年の宮古島は例年より暖かい冬です。特にここ1週間はいっきに夏が来たような天気で、気温は27度前後の日が続いています。会社ではみんな半袖でクーラーまで入れています。南風が吹いて、空には2月だというのに立派な入道雲が勢いよくそびえたっていました。
2009年2月22日
みやこまもる君です。
宮古島の道路わきにたっているおまわりさん人形です。どこか外国人風な顔立ちと哀愁をおびた表情で、宮古島のちょっとした名物です。
あちこち意外なところにいたりするのですが、さすがにこんな所にいるのは初めて見ました。普通の民家の車庫の脇です。すっかりこの家の一部分としてとりこまれているという感じです‥
2009年2月1日
きび刈りです。
さとうきびの穂が出そろって、今年もきび狩りシーズンがやってきました。
3時頃になるとみんながパラソルの下に集まって3時ちょーき(おやつの時間)をしている姿をあちこちで見かけます。はたから見るとのんびりしているようですが、実際はとてもハードな作業で、夕方にはお箸がもてないくらい疲れるそうです。
2009年1月17日
宮古馬の赤ちゃんです。
荷川取牧場で14日に生まれたばかりです。
ずっとお母さんにくっついていますが、時折全速力で一直線に牧場の端まで走ったかと思うと、全速力でお母さんのところへ引き返してきます。そのがむしゃらな走り方を見ていると、ほほえましいと同時に、「走る」という本能的なものを、実感しようとしているようにも見えます。
2008年12月27日
仔犬です。
久松集落の古い民家の脇にちょこんと座っていました。
後ろには先代から引き継いだと思われる手作りの古い犬小屋。そこにはでかでかと「犬」のひと文字が‥
そのおおざっぱな大きな文字と仔犬のかわいらしさが何ともアンバランスでほほえましい光景です。
2008年11月24日
お散歩犬です。
島尻の集落を歩いていたら、向こうからトコトコとやってきました。そのまま横の道に入っていったのですが、しばらくして別の道でまたばったり。首輪がついているので飼い犬だと思うのですが、どうやら勝手にお散歩をしているようです。
宮古島の犬は自立心が強いというか、(飼い主に放任主義が多いということもあるのですが‥)ひとりでお散歩をしている姿を結構よく見かけます。知人の家の犬はつないでおいたブロックをひきずって勝手に出歩いていたそうです。この子はひとしきり私と遊んでくれた後、また何事もなかったかのようにトコトコとお散歩に戻っていきました。
2008年12月4日
パイナガマビーチです。
ここ2、3日は素晴らしい天気に恵まれて、夏に逆戻りしたような天気です。ビーチの上にある休憩所では、観光客らしき二人連れがベンチに寝転がっていました。真っ青な海を見ながら木陰でお昼寝。
レンタカーであちこち走り回るのもいいけれど、こんな贅沢な時間の使い方も旅の楽しみ方のひとつです。
2008年12月23日
来間ガーです。
ガーとは泉のことで、宮古島には他にも何ヶ所か昔からのものが残っています。山がなく、したがって川のない宮古島では、琉球石灰岩の地層を通って地上に湧き出す泉が大昔から唯一の水資源でした。こうしたガーは断崖絶壁の下や地中に深くあいた洞窟などに多く、まわりをうっそうとしたガジュマルの木やシダ植物などに囲まれ、昼間でも薄暗く、足を踏み入れると気温が一気に何度か下がるのを感じます。
たいていそばには拝所が設けられていて、島人にとっては神聖な場所です。気軽に中に入り込んで写真を撮っていたら、デジカメの電源が何度も落ちるということがありました。ガーを出ると何事もなく作動したので故障ではなかったようですが‥ただの偶然ということもあるけれど、それからはむやみに立ち入らず、入るときは一応おうかがいをたてて入るようにしています。
2008年11月15日
入道雲です。
午後になって町の真ん中に現れ、居座っています。風がほとんどないのでまったく動く気配がありません。
今年は11月になっても30度前後と気温の高い日が続いています。 先週は荒れ模様の天気で一気に8度近くも下がったのですが、今日の気温は28度。また夏に逆戻りしたようです。
2008年10月28日
パーントゥです。
10月26、27日の2日間、島尻の集落でみんなに泥を塗りまくって厄払いをしてくれました。
家の前にいたおばぁの話では、昔は集落だけの行事だったのが最近は観光客などもやってくるようになって、昔の100倍くらい人が増えたそうです。
今年はパーントゥにTVカメラとマイクがぴったりついていて、ずっとライトアップされていました。さらにカメラを持った人たちにまわりを取り囲まれて、なんだかパーントゥのほうが追いかけられているみたいでした。
パーントゥのことをみんなに知ってもらって、見てもらいたいとは思うのだけど、昔ながらの伝統的な雰囲気が失われるのではないかという思いもあって、なんだか複雑な心境です。
2008年と2007年のパーントゥの写真
2008年10月19日
島バナナです。
小ぶりですが甘みは強く、宮古島では一年中どこかで実をつけています。
下にぶらさがっている房も不思議ですが、実が上向きにつくというのをこちらにきて初めて知りました。
「バナナダイエット」のブームで、宮古島でもスーパーのバナナが品薄になっている中、大浦の集落で見つけたバナナは塀の向こうから道路へはみだして、たわわに実をつけていました。
5月25日
アマサギです。
畑をトラクターで耕すと、土の中からたくさんの虫が出てきます。アマサギたちはそれを狙って、トラクターのうしろをついてまわります。まるで、大きな親鳥の後にたくさんのこどもがついてまわっているようで、何ともほほえましい光景です。人間にとっても害虫を食べてもらえるので、もちつもたれつの関係です。トラクターを運転する人は、子供を気遣う親のように、注意しながら運転しています。
3月20日
ガラスの浮き玉です。
島尻の北東にあるビーチに流れ着いていました。
ビーチへ降りる道の途中で波打ち際にたくさん漂着物が見えたのですが、黒や白のブイに混じって緑色に光るものがあり、気になって近づいて見たら大きなガラスの浮き玉でした。おまけに2個も。
船の浮きとして使われていましたが、最近では軽くて丈夫なゴム製のものに変わり、ガラス製のものはもう使われていません。
洗ってロープを取り替えたらステキなインテリアになりそうです。2個は運べそうになかったので、とりあえずもう1個はビーチの秘密の場所に隠してきました。
2月10日
キビ刈りです。
宮古島ではここ3週間ほど北西の強風が吹き、毎日欠かさず雨が降る最悪の天候です。キビ刈りシーズンのまっさかりとあって、農家の人たちは雨風の中でも作業を続けています。雨合羽のフードを深々とかぶって、吹きすさぶ風と雨に打たれながら働くおじぃやおばぁを見ながら、こちらまでつらい気持ちになる毎日でした。
そんな中、今日は珍しく雨が降らず、一瞬の間ですが太陽も顔をみせました。何とかこのまま天候が回復することを願わずにはいられません。
1月10日
カメです。
道路をふらふらと横切っていたのを車で通りかかった同僚が見つけて会社につれて来ました。道にカメがいたことにびっくりしていたのですが島人の同僚は「小さいのは時々見かけるけどこんなにでかいのは珍しいさぁ」とその大きさにびっくりしています。耳のところが赤かったので調べて見たらミシシッピアカミミガメ(通称:ミドリガメ)のようです。結局、脱走したペットだったことがわかり、無事持ち主のところへ帰っていきました。
生態系を狂わす外来種の存在が問題になっていますが、カメ自身には責任はないわけで、のほほんとした表情にしばしの間癒されました。