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No-3 マストリャー 2006/10/6
野原のマストリャーは約300年の歴史があり、国選定、市指定の無形民俗文化財に指定されています。
毎年旧暦の8月15日・十五夜の夜に行われる伝統行事で、穀物などで税を納めていた時代に、無事に税を納め終わった祝いと来期の豊作を祈願して祭りが行われるようになりました。「マストリャー」とは税を納めていた升本のことを「升取り屋」と呼んでいたことからきているそうです。
祭りは、満月がより高く、美しく見える午後10時過ぎから始まります。
公民館の中庭によく響く小さな鐘の音が響き渡ると、まず着物姿の女性達が隊列を組んで静かに登場し、そのあとに「子組」「寅組」「午組」「申組」四つの升本の男達が棒を手に一列になって広場に入場。
やがて男性と女性の列が自然に分かれ、男性は勇ましい掛け声とともに棒を激しく打ち合わせて勇壮な踊りをはじめます。
澄み切った空には中秋の名月が煌々と輝いています。
踊りは動と静が入り混じり、空手の型のような動きです。
男たちは全員裸足で大地をしっかりと踏みしめて踊り、あたりには勇ましい掛け声と打ち鳴らす棒の音だけが響き渡ります。
激しい動きをみせる男たちの脇では、くば扇と四つ竹を手にした女たちが最初から最後まで静かなテンポでさざ波のように優雅に舞っています。
最後には男たちと女たちがひとつの円になってクイチャーを踊り、伝統行事をしめくくります。
毎年旧暦の8月15日・十五夜の夜に行われる伝統行事で、穀物などで税を納めていた時代に、無事に税を納め終わった祝いと来期の豊作を祈願して祭りが行われるようになりました。「マストリャー」とは税を納めていた升本のことを「升取り屋」と呼んでいたことからきているそうです。
祭りは、満月がより高く、美しく見える午後10時過ぎから始まります。
公民館の中庭によく響く小さな鐘の音が響き渡ると、まず着物姿の女性達が隊列を組んで静かに登場し、そのあとに「子組」「寅組」「午組」「申組」四つの升本の男達が棒を手に一列になって広場に入場。
やがて男性と女性の列が自然に分かれ、男性は勇ましい掛け声とともに棒を激しく打ち合わせて勇壮な踊りをはじめます。
澄み切った空には中秋の名月が煌々と輝いています。
踊りは動と静が入り混じり、空手の型のような動きです。
男たちは全員裸足で大地をしっかりと踏みしめて踊り、あたりには勇ましい掛け声と打ち鳴らす棒の音だけが響き渡ります。
激しい動きをみせる男たちの脇では、くば扇と四つ竹を手にした女たちが最初から最後まで静かなテンポでさざ波のように優雅に舞っています。
最後には男たちと女たちがひとつの円になってクイチャーを踊り、伝統行事をしめくくります。
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